いつも81道場をご利用頂き有難うございます。
この度、段位のレーティング閾値の変更を行うことに致しました。下記の通りご案内致します。
| 段位 | 旧 | 新 |
| 六段 | 2150〜2299 | 2200〜2299 |
| 五段 | 2000〜2149 | 2100〜2199 |
| 四段 | 1875〜1999 | 1950〜2099 |
| 三段 | 1750〜1874 | 1800〜1949 |
| 二段 | 1625〜1749 | 1650〜1799 |
| 初段 | 1500〜1624 | 1500〜1649 |
当道場では、段級位を町道場などの一般の棋力に出来るだけ近づけるため、日々対応調査を行いデータを集めております。近年、登録ユーザ数の増加に伴いご利用者の棋力層が大きく変化し、全利用者の50%が町道場初段〜三段で占められるようになりました。
一般に、オンライン対局場の利用者層がこのように同一棋力帯に集中することがありますが、そこに通常のレーティング計算式を適用しますと、同一棋力のユーザが幅広いレーティング範囲に分散し、両端でインフレーションとデフレーションが発生してしまいます。
当サイトでは通常のレーティング計算式に対して人為的な介入計算を加えることで、このようなレーティングの分散を防止し、同一棋力のユーザ層が出来るだけ同じレーティング帯に集中して留まることが出来るよう設計されております。これにより、初段〜三段のユーザ層が極端に集中する状況下においても、レーティングのばらつきは小さく抑えられておりました。
しかしながら、同一棋力層の集中がさらに強まるにつれ、徐々に、狭いレーティング範囲内には抑え込めない状況となってきました。
また一般に、ユーザ心理によりレーティングの広がりはデフレーション方向に引きずられる傾向があり、当サイトではこれを防ぐためのデフレーション防止設計を採用しております。この影響がやや強く効き、今回の初段〜三段の層の広がりはインフレーション方向に発生致しました。(実際の棋力より一段ほど上に評価されるユーザが増加)
この状況をふまえ、上の表のとおり、有段者のレーティング閾値をやや上方にシフトし、初段〜四段までの幅を広げます。また、併せて、デフレーション防止設計がやや強く効き過ぎたことを考慮し、この効果を弱める方向にパラメータ修正を行いインフレーションの改善も図ります。
ユーザの皆様には、今回の急な段位変更によりご迷惑をお掛け致しますが、当サイトでは適正な段級位設定に少しでも近づけるため積極的に改善を続ける考えでおりますので、何卒皆様のご理解ご協力をお願い申し上げます。
2020年4月6日(月) 早朝 (※EARTHサーバ再起動を以て適用)
※Android/iOSのモバイルアプリは、次回アップデートまでの間、アプリに表示される棋力閾値が古いものとなり、実際のレーティング変動と整合しない期間がございます
切り替え後は、新たな段位に基づいて免状申請資格が判定されます。